アロマセラピー歴史
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アロマセラピー歴史
「アロマセラピー」という言葉は、フランスの科学者ルネ・モーリス・ガットフォセによる1920年〜30年代に
かけての研究と著作で広く知られるようになりました。けれど、植物がもつ香りの特性を日常生活に
取り入れることは、もっと古くから行われていたのです。
植物の香りは、神からの授かりものとして考えられ、宗教的な儀式の中で、香木や花などが焚かれて
いたようです。古くは紀元前3000年ごろまでさかのぼります。
古代エジプトでは、すでに治療や化粧品に精油を利用するほか、ミイラを作るために、シダーウッドや
没薬などを防腐剤に使用。古代インドでも、紀元前3000年ごろからアーユルヴェーダ(古代インド伝統
医学)が登場し、紀元前600年ごろにまとめられ、今日まで継承されています。
19世紀に入り、科学や生理学が発達すると、化学薬品が誕生し、西洋医学や薬学の影に隠れて、
植物療法は一時衰退してしまいます。しかし、20世紀になり、化学薬品の副作用が問題になると、
再び生薬学による自然療法が注目されるようになりました。
いっぽう、日本では、昔から「香道」があり、平安時代には、香りそのものを楽しむ遊びや、マナー
として香りが用いられていました。身近なところでは、端午の節句に入浴する「菖蒲湯」や、冬至に
入浴する「柚子湯」も、民間に伝わる芳香植物との関わりです。
現在では、欧米と同じように、純粋な精油やハーブを使ったアロマセラピーが、心身ともにリラックス
させる方法として注目を浴び、日常生活に取り入られています。さらに、専門家による研究も進められ
医療現場や福祉施設などにも取り入られるようになっています。
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