五十肩手術
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五十肩手術についての紹介です。重症のケースで、治療期間を短縮したい場合は手術をすることもあります。 |
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五十肩手術
外科的治療
重症のケースで、治療期間を短縮したい場合は手術をすることもあります。ほどんどが痛みの
強い急性期から慢性期の治療として行われます。
●関節鏡視下授動術
内視鏡(この場合は関節鏡)を使って、関節の中の癒着を剥がし、関節の動きをよくする手術
を試みるのも1つの選択肢です。
全身麻酔をかけたうえで、肩の前と後ろにそれぞれに7mm程度の孔を開け、そこから関節鏡や
手術器具を挿入します。骨を削ったりする場合は横からの進入路も必要になります。医師は
関節鏡によって映し出された肩の内部をテレビモニターで確認しながら手術を行います。
手術の目的は
@生理食塩水を入れて関節を膨らませ、癒着を剥がすこと。関節は意外と容積が大きく、通常は
50ccぐらいですが、五十肩で関節包が収縮してしまうと15〜20ccに縮小してしまいます。
そこで、作業をしやすくするために生理食塩水を大量に入れて関節を膨らませてから、注意深く
癒着した部分を剥がしていきます。
A固くつっぱった靱帯(繊維性の部分)があれば切り離す。
B腱板の滑らかな動きをさまたげるような骨の突起(例えば肩峰の骨棘があれば削り取る。
C全身麻酔がさめる前にマニピュレーション(徒手矯正)を行う。
麻酔がきいていて患者さんが痛みを感じないうちに腕を動かし、肩関節の運動制限を軽く
します。これが授動術です。
@〜Cのどれを行うかによって時間は異なりますが、通常は1時間ほどで終わります。
関節鏡を入れた孔からの感染などの心配もあるので、1晩か2晩、入院するのが一般的です。
この手術は五十肩を完全に治すことが目的ではなく、リハビリテーションをしやすくするための
ものです。また、全身麻酔が必要なので、重度の心臓疾患や糖尿病、腎臓、肝臓に機能障害
がある場合はできません。そう頻繁に行われるものではなく、患者さん100人のうち2〜3人ぐ
らいにしか実施されない手術です。
費用は入院3日として概算して手術費と入院費で約35万円、保険による自己負担は2〜3割と
すると約7万〜10万円ぐらいになります。
●切開手術
めったに行いませんが、患者さんの希望があれば切開する場合があります。
例えば、「肩峰下除圧術」という手術では、5cmほど切開し、骨棘と肩峰の前下方部分の骨を
切除し、腱板のスペースを広げるのが目的です。圧迫が除去されるので痛みが早く治ります。
手術時間が1時間〜1時間30分ぐらいで入院は1週間程度です。
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